訪れて楽しい!屋上緑化に大事なロケーション

屋上だけでなく周辺環境も同時に楽しめる事も大事

最近の屋上緑化の施工はかなり都会にあるビルにまで及ぶケースが増えており、それらを目にする機会もある事でしょう。確かに緑の少ない都会に豊かな緑を導入すべく屋上緑化を進めるのも大変有意義な事です。しかし屋上面積が小さいビルの場合、周囲の風景がビルばかりの殺風景なものとなりがちで、そこを訪れた人が大きな満足感を得られる可能性はどうしても低くなってしまうでしょう。緑化された屋上を人々が憩いの場として利用するのはあくまで二次的な目的ですが、出来れば周囲の緑も豊富なエリアのビル屋上を緑化し、周辺エリアも含めトータルな環境改善を目指したいものですね。

常に日照豊富な丘陵地の上がベスト

屋上緑化に適したビルのロケーションはやはり常に安定した日照供給が得られる土地が一番。となれば標高の低い中心街のロケーションよりも、より標高が高い郊外の丘陵地上のロケーションの方が最適という事になるでしょう。常に強い日照に晒される分直射光に強い植物種の選択、あるいは灌水システムの充実といったテーマが重要となりますから、それなりのコストを掛けこれらの条件を満足させなければなりませんよね。また緑化された屋上を訪れる人々はわざわざ郊外の丘の上まで登って見に来てくれる訳ですから、彼等の期待を満足させるべく屋上のレイアウトや花木や鉢花のアレンジ等を工夫し飽きさせない事が大切となるでしょう。

周囲環境が天然であればそれに調和したチョイスも

仮にビルのロケーション周囲が天然の山林に近く常に緑豊富な場合、その屋上に設けるべき緑化の植物種についても一工夫し、出来るだけ周囲の種類に調和させてみるのも面白い試みでしょう。その場合緑化された屋上はよりビオトープ的な意味合いが濃くなりますが、むしろ整然としていない緑化の方が得てして訪れる生物種の数も多くなり、多様性が生まれ易いとも言えるでしょう。なお自然科学系の博物館や植物園の一部はこの様なコンセプトで屋上緑化を行っています。こういった施設の屋上は親子で訪れても大変楽しいものですよね。

屋上緑化により、建物の表面温度、部屋の気温の上昇を抑え、大気を浄化します。また、景観の向上への役割をも果たします。